このプロジェクトについて
TrioはiOS向けのオープンソース自動インスリン投与(OS-AID)システムです。OpenAPSアルゴリズムを基盤とし、Trio独自の適応を加えたもので、Nightscout Foundationの支援を受けた独立プロジェクトとして開発されています。
背景と系譜
Trioは、#WeAreNotWaiting糖尿病コミュニティの長年の活動に基づいています。そのルーツは、OpenAPSアルゴリズムのiPhone実装であるIvan Valkou氏のFreeAPS X、その後のコミュニティ開発であるiAPS、iOSでAIDシステムを構築するためのLoopKitツール、そして広範なOS-AID貢献コミュニティによるオープンソースのポンプ・CGMドライバ群に遡ります。このプロジェクトは、iOSおよびAndroidのオープンソースAIDエコシステム全体、ならびに研究者や医療専門家と協力しています。
使命と対象ユーザー
表明された使命は、学ぶ意欲のある糖尿病患者(経験豊富なユーザーや医療専門家のサポートを受ける人を含む)にとって、オープンソースの自動インスリン投与をより安全で利用しやすいものにすることであり、同時に経験豊富なユーザーや貢献者へのサポートを継続することです。現在の対象ユーザーには、高度に設定可能なシステムを求める経験豊富な糖尿病患者、良好なコントロールを維持しつつ日々の介入を減らしたい人、商用システムからの移行を検討している人、サポートを受けながらTrioを学んでいる人が含まれます。
インストールとビルド
READMEには主に2つの方法が記載されています。Terminalでビルドスクリプトを実行し、Trioのダウンロードとインストールをガイドする方法です。あるいは、サブモジュールを含めてgitでリポジトリをクローンし、希望のブランチを選択する方法もあります。Apple Developer IDを含むConfigOverride.xcconfigファイルを作成してXcodeでのビルドターゲットの署名を自動化し、その後Xcodeでアプリをビルドします。また、Xcodeを使用せずにGitHubで直接ビルドする方法も文書化されており、メインブランチと開発ブランチで別々の手順と、より詳細なブラウザビルドのドキュメントが用意されています。
ドキュメントとサポート
ドキュメントはtriodocs.orgでホストされており、追加のOpenAPSドキュメントも利用可能です。Trioアプリの翻訳・ローカライゼーションにはCrowdinが使用され、共有のポンプマネージャー、CGMマネージャー、サービスの翻訳はLoop lokaliseが管理しています。サポートは、Trio Facebookグループ、Loop and LearnおよびLooped Facebookグループ、Discordサーバーを通じて提供されています。
重要な注意事項
READMEには、Trioは愛好家によって開発されたオープンソースシステムであり、ユーザー自身の責任で使用されるもので、治療用途としてCEまたはFDAの承認を受けていないと記載されています。
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