このプロジェクトについて
サーフェス・オブザーバトリーは、明示的に定義された対象群の公開サーフェスを毎日受動的に監視するプロジェクトである。単一のセキュリティ・スナップショットを生成するのではなく、HTTPセキュリティヘッダー、TLSプロパティ、DNSレコード、証明書透明性データを定期的に収集し、すべてを時系列として保存する。中心的な目的はドリフトを可視化することである。すなわち、移行後に消えたヘッダー、別の認証局によって発行された証明書、公開ログに新たに現れたサブドメインなどである。
リポジトリは、HSTS、Content Security Policy、X-Content-Type-Options、Referrerポリシー、security.txtの有無、証明書の有効性などを評価する自動プローブを維持している。結果は対象ごとのスコアを伴うダッシュボードに表示され、判定不能な状態も示される。プロジェクトはこれを明示的に「不在」と区別している。完全なスナップショットは変化があった場合にのみ保存され、大量の重複データの蓄積を避けている。
実装はプローブとダッシュボード生成にPython標準ライブラリのみを使用している。データはJSONL形式の追記専用シリーズに保存され、さらに日付ごとに整理された生スナップショットも存在する。また、観測されたサーフェスが変更された日を記録したMarkdown形式の変更履歴も存在する。対象リストはYAMLファイルで定義され、含める理由も記載されている。プロジェクトは、何を収集するか、何を決して収集しないか、対象の削除をどのように要求するかを記述したエンゲージメント・ルールを公開している。
プロジェクトは非侵襲的な収集を重視している。Cookieの値は一切記録されず、いかなるリクエストも状態を変更せず、観測を許可する公開ポリシーを持つ対象のみが含まれる。これは、Webセキュリティ態勢を長期的に追跡したい人、自身の対象を既知の参照と比較したい人、公開インフラストラクチャの漸進的な変化を理解したい人にとって有用な参照となる。
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