このプロジェクトについて
vClusterはテナントクラスタを構築するためのオープンソースエンジンです。各テナントは独自のAPIサーバー、コントローラマネージャー、データストア、CRD、RBACを備えた完全に隔離されたKubernetes環境を取得します。CNCF認定Kubernetesディストリビューションであり、Kubernetes AI Conformat tambémです。テナントはホストクラスタ上では最小限の権限しか持たずに、独自のクラスタ内では管理者権限を獲得できます。
デプロイメントオプション
- 共有ノード:テナントクラスタはホストクラスタのノードを共有し、ワークロードは名前空間内のポッドとして実行され、疑似ノードを使用して最大密度を実現します。
- 専用ノード:テナントクラスタはホストクラスタ上のラベル付きノードプールを使用し、ホストのCNI、CSI、プラットフォームスタックを再利用しながら分離されたコンピュートを提供します。
- プライベートノード(v0.27+):外部ノードがトークンベースのプロセスを経て独自のCNI、CSI、ネットワークでテナントクラスタに参加します。ノードは暗号化されたVPNオーバーレイでも参加可能(v0.30+)。
- スタンダード(v0.29+):コントロールプレーンは自己完結型のバイナリとしてベアメタルまたはVM上で実行され、ホストKubernetesクラスタは不要です。
- オートノード(v0.28+):Karpenterによるプライベートノードのプロビジョニングとデプロビジョニングをクラウド、ハイブリッド、ベアメタル全体で自動化します。プール別ノードプロファイル対応(v0.36+)。
- vind(v0.32+):Dockerコンテナ内で単一ホスト上に完全なテナントクラスタを実行し、Kubernetes依存なし。CLIの--driver dockerオプションで作成します。
主要機能
- テナントごとの専用コントロールプレーン:APIサーバー、コントローラマネージャー、データストアにより、名前空間レベルのルールではなく完全なKubernetes API分離を提供。
- GPU対応スケジューリング:Dynamic Resource Allocationによるリソースクエーム、クエームテンプレート、デバイスクラス、インプレースポッドリサイズ対応。
- 共有・専用モードでのリソース同期:ポッド、サービス、シークレット、ConfigMap、CRD、Gateway APIオブジェクトの双方向同期。
- 統合:cert-manager、external-secrets、KubeVirt、Istio、metrics-serverに対応。
- 高可用性:マルチレプリカとリーダー選挙;内蔵etcdまたは外部データベース(PostgreSQL、MySQL、RDS)を使用可能。
- S3、OCI、Azure Blob、ローカルストレージへのスナップショットおよび復元;非アクティブなクラスタを一時停止するスリープモード(Platform機能)。
- Node VPN(Platform):サイト、ネットワーク、クラウド间の暗号化オーバーレーネットワーク。
始め方
brew install loft-sh/tap/vclusterでCLIをインストールし、vcluster create my-vcluster --namespace team-xを実行してテナントクラスタ内でkubectlを通常通り使用します。実行中のKubernetesクラスタと設定済みのkubectlが前提条件です。Kubernetesなしのローカル利用の場合は、vcluster create my-vcluster --driver dockerでDocker内でテナントクラスタが実行されます。Killercoda上でブラウザベースのトライアルも利用可能で、Platform UIを使用した無料 tierでは64 CPUおよび32 GPUまでの無制限テナントクラスタが利用できます。
エコシステムとユースケース
本プロジェクトはAIクラウド、AIファクトリー、内部GPUプラットフォーム、分散推論、主権クラウド、ベアメタルKubernetes、ソフトウェアベンダー、コスト集約を対象としています。vNode(ランタイム隔離)、vMetal(ベアメタルGPUプロビジョニング)、Netris(ネットワーク隔離)を含むより広範なスタックのオープンソース基盤として位置づけられています。Slurm、Ray、Run:ai、推論、エージェントサンドボックスのクラスタタイプはvCluster Platformを通じて提供され、このリポジトリはその基盤エンジンです。READMEにはAdobe、CoreWeave、NVIDIA、Nebius、Lintasarta、Atlan、Deloitteなどの組織でのプロダクション利用事例が記載されており、多数の会議講演やケーススタディもリストされています。
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