このプロジェクトについて
JaegerはOpenTelemetryに基づいた分散トレーシングプラットフォームです。
概要
- Uber生まれのオープンソースプロジェクトで、2019年10月にCNCFで7番目のgraduatedプロジェクトに昇格。
- Apache 2.0ライセンス。
- OTLP(gRPC: ポート4317、HTTP: ポート4318)でトレースデータを受信・保存・可視化する。
- UI(ポート16686)、Collector、Query Serviceを別々に構成可能。
Architecture
- アプリケーション側はOpenTelemetry SDKを使用。
- Jaeger Collectorがspansを受け取り、ストレージプラグイン経由で保存。
- Sampling応答も返却可能。
- Queryサービスがストレージから読み取り、UIへHTTPで提供。
- Version 2はOpenTelemetry Collectorのコンポーネントを基盤とし、設定互換性を維持する方針。
Quick start
Dockerワンコマンドでall-in-oneイメージが利用可能(in-memoryストレージ)。本番用デプロイはREADMEのgetting-startedガイドを参照。
ストレージバックエンドとサポートポリシー
- Elasticsearch(Elastic EOLポリシー)
- OpenSearch(リリース・メンテナンスポリシー)
- Cassandra(Apache維持/releaseライン)
- ClickHouse(現行・前LTS)
各バックエンドは自 Lifecycle に準拠したサポートを行う。CIでのテストは対象バージョンの一部のみ実施。バックエンド製品自体やベンダー配布版のサポートは行わない。
互換性保証
- 設定オプションは廃止から最小3ヶ月または2マイナーバージョン bump(遅い方)の猶予期間を与えた上で削除。
- Go サポートはGoチームのサポートバージョンに準拠。新マイナーリリース後に旧バージョンのサポートを終了することはBreaking Change と見なさない。Importable なコードは internal パッケージへ移動済み。
コミュニティ・ガバナンス・セキュリティ
- オープンガバナンス・公開開発。コントリビューターはコミュニティから。Maintainer一覧あり。
- ユーザー・コントリビューター向け公開ビデオ会議を実施。
- 関連リポジトリ:UI、data model/IDL、ドキュメント。
- セキュリティ監査は別リポジトリで公開。
- READMEにOpenSSF Scorecard、OpenSSF Best Practices、CLOMonitorのバッジを掲載。
- アドポーター・スポンサーリストも記載。
誰向けか
- マイクロサービスや分散システムでサービス境界を跨ぐ要求フローのトレーシングが必要なチーム向け。
- OpenTelemetry SDKに依存するため単一ベンダーに縛られず、既存運用環境に合うストレージを選べる。
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