このプロジェクトについて
axe-coreは、ウェブサイトやその他のHTMLベースのユーザーインターフェース向けのアクセシビリティテストエンジンです。高速で軽量、かつ既存のテスト環境と統合できるように設計されており、通常の機能テストと並行してアクセシビリティチェックを実行できます。
ルールとカバレッジ
このエンジンは、WCAG 2.0、2.1、2.2のレベルA、AA、AAAのルールに加え、ページにh1見出しがあることの確認や一般的なARIAの落とし穴の回避といったベストプラクティスチェックを実装しています。プロジェクトによれば、axe-coreはWCAGの問題の平均57%を自動的に発見でき、確信が持てない場合は要素を「incomplete」として返し、手動レビューが必要であることを示します。WCAGレベルとベストプラクティス別にグループ化された完全なルール一覧は、リポジトリのドキュメントで提供されています。
はじめに
パッケージをnpmまたはpnpmで開発依存関係としてインストールし、フィクスチャやテストシステムの各iframeにaxe.min.jsを含め、新しいUIが表示されるタイミングでaxe.run()を呼び出します。プロミスは結果とともに解決され、違反を検査してテストを失敗させるために使用できます。APIパッケージはaxe.jsと圧縮版のaxe.min.jsで構成されています。
設計思想と統合
プロジェクトが掲げる思想は、自動アクセシビリティテストは時間を節約し、特別な専門知識を必要とせず、チームが専門リソースを必要とする問題に集中できるようにするというものです。Axeは、最新のブラウザ、ツール、テスト環境で動作し、設定可能であることを意図しています。インメモリのフィクスチャ、静的フィクスチャ、統合テスト、ネストされたiframeをサポートし、評価コンテキストに基づいて実行するルールを自動的に決定します。プロジェクトは、バグを除いて誤検出はゼロであると主張しています。
ブラウザサポート
APIは、Microsoft Edge v40以降、Google Chrome v42以降、Mozilla Firefox v38以降、Apple Safari v7以降、Internet Explorer v11(非推奨)を完全にサポートしています。すべてのプルリクエストでテストされるのはChromeとFirefoxのみです。JSDOMのサポートは限定的で、color-contrastルールはそこで動作しないことが知られています。環境は、必要な機能をネイティブにサポートするか、正しくポリフィルする必要があります。非推奨のv0 Shadow DOM実装はサポートされていません。
ローカライズ
Axeは、localesディレクトリにロケールJSONファイルを追加し、--langフラグを付けてビルドするか、--all-langですべてのロケールを対象にビルドすることで、現地語向けに構築できます。翻訳はtranslateスクリプトで生成でき、実行時にaxe.configure()を通じてロケールオブジェクトで適用できます。コミュニティが提供するロケールには、アゼルバイジャン語、バスク語、簡体字中国語と繁体字中国語、デンマーク語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、ヘブライ語、イタリア語、日本語、韓国語、ノルウェー語(ブークモール)、ポーランド語、ブラジルポルトガル語、スペイン語、スウェーデン語が含まれますが、完全性は保証されていません。
リリースとセキュリティ
新しいマイナーリリースは3〜5か月ごとに登場し、通常はルールと機能が追加されます。セキュリティアップデートは、最大18か月前までのマイナーバージョン系列に提供されます。ドキュメントでは、リリースとサポートポリシー、および後方互換性について説明しています。
ライセンスとコミュニティ
Axe-coreはMozilla Public License 2.0の下で配布され、サードパーティの依存関係はそれぞれの条件の下で同梱されています。主要なアクセシビリティベンダーであるDeque Systemsによって積極的にサポートされています。リポジトリには、ルールの提案、アーキテクチャ、コントリビューションに関するガイドに加え、axe-coreを使用しているプロジェクトの一覧が含まれています。商標の使用はDequeの商標ポリシーに準拠します。
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