このプロジェクトについて

Calibre-Web Automated(CWA)は、Calibre-Webを基盤とするセルフホスト型デジタルライブラリプロジェクトです。その目標は、Calibre-Webのモダンで軽量なWebインターフェースとCalibreのより広範な機能セット、さらに追加の自動化を組み合わせることです。READMEでは、コンテナ化されたCalibreはKasmVNC UIに依存しており、モバイルでは操作しにくく比較的リソースを消費する一方、標準のCalibre-Webには一部のコア機能が欠けているため、多くのユーザーが両方のサービスを並行して実行していると説明されています。 CWAは、レスポンシブなBootstrap HTML5インターフェース、ユーザーごとの権限、電子書籍リーダーアプリ向けOPDSフィード、拡張可能なソースからのメタデータ編集・ダウンロード、ダウンロード制限、公開登録、ワンクリックでのリーダー送信、Koboデバイス同期、複数フォーマットのブラウザ内読書、カテゴリやカスタム列によるコンテンツ非表示、Magic Linkログイン、高度な検索・フィルタリング、多言語インターフェースなど、標準のCalibre-Webの全機能を維持しています。 READMEに記載されているCWA固有の追加機能は以下のとおりです。 - 27種類の電子書籍フォーマットに対応する自動取り込みサービス。無視ルールと自動変換ルールを設定可能。 - 自動変換サービス。デフォルトで有効。EPUB、MOBI、AZW3、KEPUB、PDFを対象とし、28種類の入力ファイルタイプに対応。 - Web UIで行った表紙・メタデータ変更の自動強制適用。編集内容がUIだけでなく書籍ファイル自体に書き込まれます。 - 自動バックアップサービス。デフォルトで原本を/config/processed_booksに保存。 - ハイブリッドSQLとあいまい一致を用いたスマート重複検出。取り込み後のチェック、スケジュールされた増分スキャン、ワンクリック統合、一括操作、オプションの自動解決に対応。 - Magic Shelves: AND/ORロジックによるルールベースの動的シェルフ。ビルトインテンプレート、キャッシュされた件数、Kobo同期サポート付き。 - 取り込み後のリーダーへの自動送信。遅延時間、フォーマット選択、複数受信者を設定可能。 - 取り込み時の自動メタデータ取得。プロバイダーの優先順位とフォールバック付き。 - CSVエクスポート、ユーザーフィルタリング、日付範囲指定が可能な詳細統計・分析。 - 複数デバイスとアドホックアドレスに対応した強化版リーダー送信モーダル。 - innocenatのkindle-epub-fixを基にした自動EPUB Fixer。UTF-8エンコーディング、NCXハイパーリンクの問題、無効な言語タグ、迷子の画像タグ、不正なXML、壊れたCSS/フォントに対処。デフォルトで有効。実行ごとのバックアップとライブラリ全体の一括処理に対応。 - 原本の保持を選択できるマルチフォーマット変換ツール。 - ibdb.dev経由のisbndb.com、Hardcover、Kobo、LitResなどの追加メタデータプロバイダー。 - KOReader同期(KOSync)。自動部分MD5チェックサム、KOReader・CWA読書ステータス・Kobo間の進捗統一、HTTP Basic認証、ダウンロード可能なプラグイン付き。 - 強化されたOAuth 2.0/OIDC認証。自動検出、手動エンドポイント上書き、JWTフィールドマッピング、グループベースの管理者ロール、接続テストに対応。 - バックグラウンドタスクとしての自動Hardcover ID取得。 - ライブラリ自動検出: 既存のCalibreライブラリがない場合は新規作成し、ある場合は再帰的に検索してマウント。複数見つかった場合は最大のものを選択。1インスタンスにつき1ライブラリをサポート。 - インストール済みバージョンと最新のGitHubリリースを比較する内部更新通知。管理者に1日1回表示。 - 取り込みフォルダに残った書籍を取り込むための手動ライブラリ更新ボタン。 - 毎日深夜直前にバックアップファイルを自動圧縮。 - Books Listページからの一括編集・削除。 デプロイに関する注意点として、ネットワーク共有について記載されています。NETWORK_SHARE_MODE=trueにすると、metadata.dbとapp.dbのSQLite WALが無効化され、再帰的なchownがスキップされ、ウォッチャーがポーリングに切り替わります。CWA_WATCH_MODE=pollでポーリングを強制できます。Docker Desktopは自動検出され、ポーリングが使用されます。複数のプロキシの背後では、Werkzeug ProxyFixがデフォルトで1つのプロキシのみを信頼するため、セッション保護に影響するためTRUSTED_PROXY_COUNTを設定できます。 インストールはDocker Composeで行います。composeテンプレート用のクイックインストールcurlコマンド、標準のCalibre-Webから移行するユーザー向けのガイダンス、デフォルト管理者ログインを含むインストール後のタスクが用意されています。READMEにはロードマップも記載されています。Svelteベースのフロントエンド、新しいWebリーダー、デバイス間の進捗同期、全文検索、Calibreプラグインサポート、ライブラリ分割、通知統合などです。関連プロジェクトには、書籍ダウンロード用のShelfmarkとFlutterベースのCalibre-Web Companionアプリがあります。